K4ギャンボー 改造3 【完成編】

ギャンボーを普通の軽トラに改造する作業の第3回目です。

第二回の最後でここまで作っていますって貼った画像がこれ。

前回説明できなかった部分と、新たに加工した部分を説明していきます。

サイドシル

大体この部分だと思ってください。前回作ったステップの前あたりの部品です。2mm角棒と2mm三角棒で土台を作り、

上にプラ板を貼ってこんな感じにします。

フロントグリルの改修

ここは完全に趣味の領域ですが、フロントグリルに穴をあけます。

テープを貼ってそれをガイドにしながら穴をあけました。

ここは開けっ放しではなく、グリルをふさぐパーツを作って最後に埋めます。

これがそのパーツ。後半に使用します。

リアタイヤハウス

ここで急遽タイヤハウス(泥除けのあたり)を追加することにしました。

というのは、荷台の左側はバッテリーケースがあるのでそれっぽく見えるのですが

右側がどうも情報不足のように感じます。

「じゃあタイヤハウスをつけちゃおう」という、情報を追加するための処置です。

ここでいきなり ブロックタイヤ専用のタイヤハウスを作ってしまうと、他のタイヤが使用できない恐れがあるので、一旦テスト用のシャーシにローハイトタイヤを組んでギャンボーを乗せてみました。

ローハイトタイヤに干渉しない位置にタイヤハウスを設定。

もちろんブロックタイヤにも当たりません。

他のタイヤでも検証。これはBe-1についてきたタイヤですね。

やけに馴染むぞ。

フロントバンパーの改修

フロントバンパーも元ネタ(スズキキャリイ)基準で改修しました。前と下に少し伸ばしています。グリル開口部も若干広げました。

らしくなってきた。

ドアハンドル

ドアハンドルをつけます。これ。

穴をあけて

プラ板を貼ってこんなかんじ。

ナンバープレート

本当はこれがあるとリヤキャッチの取り外しが面倒になって困るのですが、「まあ黄色いナンバープレートあっての軽トラだろ」ということで追加しました。ただの板切れなのでフロントのナンバープレートは最後に追加します。

荷台内側の改修

上側は序盤に削ったけどやっぱりジャマだわこの荷台内側のでっぱり。

気になるともうガマンならん。切ってしまえ。

はー、清々した。

これでボディの改修はおおむね終了です。

本当は第3回の記事はここで終了の予定でしたが、残りの作業もたかが知れているので延長して完成までやっていきますよ。

サフ、パテ

一旦サーフェイサーを塗って、目立つ段差にポリエステルパテを盛りました。

パテで取り切れなかった傷もありましたが、気にしません

塗装

ブラック

マスキングしてホワイト。黒を白だけで塗り返すのは大変なので、白の前にシルバーを塗って下地にしています。

マスキングを剥がすとこんな感じ。

さらにドアノブと戸当たりゴムをエナメル塗料で黒く塗りました。

このリアバンパーやサイドのステップについてる黒いでっぱりが戸当たりゴム。存在は認識していても、調べてみるまでなんて言う部品かわかりませんでした。

荷台ゴムマット

ここで軽トラライフを充実させるアイテム、荷台ゴムマットを作っていきますよ。

作り方は簡単。ホームセンターで買ってきたゴムマットを荷台に合わせて切るだけ!

これは以前軽トラのラジコンのマッドフラップを作ったときの残りです。

「ベアガイさん軽トラを買う」の巻
WPL D12のレビューっぽいのと改造ポイント。記事がなげえ。

そういえばあのラジコンもキャリイだったな…

荷台マット完成。あってもなくてもいいんですが これがあればギアカバーの穴が隠せるので、一応乗っけています。

ステッカー

ここまでくればもう完成は目前。用途に合わせて3種類のステッカー台紙に自作のステッカーデータをプリントします。お馴染みのA-ONEフィルムラベルシールのホワイト、つや消しシルバー、透明タイプ。

ガラスとヘッドランプはギャンボーオリジナルのものを使用しています。

ナンバープレートにはホワイトの台紙。

ウインカー、テールランプ、キャリイのロゴマークには透明タイプの台紙を使用しました。

そして「SUZUKI」のエンブレムにはつや消しシルバーのステッカー台紙となっております。

第2回の記事で このギャンボーを改造するにあたり 資料にしたのは2018年頃のキャリイと書いたのですが、 フロントのエンブレムが”S“ではなく”SUZUKI“であり、リアバンパーに反射板がついていない年式の物を絞り込んだ結果 どうやら2008年式の方が近いみたいですね。型式はEBD-DA63Tというのはどっちにしろ変わらないようです。

フロントグリルメッシュ

さあ、ギャンボー最後のパーツとなるグリルメッシュを作っていきますよ。

グリル開口部にあわせて切ったプラ板に

文字通りメッシュを貼っていきます。懐かしのグレードアップパーツ、スタイリングメッシュ!

その上からブラックで塗装。これをボディ裏側から接着すると

スタイリッシュ!

ここらへんはオリジナルを再現すると面倒なのでベアガイの趣味にあわせて改修してみました。

ということでギャンボー改造は以上です。

完成

完成!おれの農道スピリット!

もはや「ギャンボー」ではない!

田んぼー」や!

おまけ

以前作ったトラクターとの2ショット。シナジーがすごい。