ミューゼスC

ミニ四駆コンデレギャラリー

MUSES-C

惑星探査機はやぶさをモチーフにしたコンデレマシン。MUSES-Cははやぶさのプロジェクトコード名です。

「ミューゼス(MUSES)」とは、“Mu Space Engineering Spacecraft”(ミュー・ロケットで打ち上げる工学実験探査機)の略で、MUSES-Cの「C」は、「3番目」という意味です。「ミューゼスA」は、M-3SII型ロケットによって1990年に打ち上げた「ひてん」で、月の重力を利用したスウィングバイなどの技術を習得しました。また「ミューゼス B」は、1997年にM-Vロケットで打ち上げた「はるか」で、2005年11月まで電波天文衛星として活躍しました。

JAXAから引用

完成図

ネオファルコンにサイクロンマグナムのウイングを取り付けただけの、シンプルなマシン。ゴールドの機体に、青い羽根(ソーラーパネル)というカラーリングでハヤブサを再現しています。

すがすがしいくらい作りかけの写真がなかった。

先ごろリュウグウから帰還したはやぶさ2が話題になったということで、長らくボディだけになっていたMUSES-Cを復活させました。

ミッションをパーフェクトに達成したはやぶさ2とは違い、初代はやぶさの道のりは困難の連続でした。

手塩にかけた機械が逆境をはねのけて目的を達成し、最後は燃え尽きるというのは目頭にくるものがあります。

当時その感動の余波でコンデレマシンを作ってしまうのも仕方ないことといえるでしょう。

小惑星イトカワには中央部に滑らかな地域があり、その場所はMUSES-Cにちなんで、女神の海(Muses Sea)と名づけられたということですよ。