シリアスシャーシの作りかた【ドバイロードスター番外編】

シリアスシャーシって何?

ドバイロードスターと並行して作った、実車のバランスに近いタイヤサイズのコンデレ専用シャーシです。ベアガイが勝手にそう呼んでるだけです。

作り方は単純、小径タイヤを削って薄くするだけ。ボディによってはホイールの取り付け幅をシャーシギリギリまで狭めたり、バンパーをカットしたり、シャーシの裏面が干渉してタイヤが浮いたら底面にヤスリかけが必要になったります。

ここで用意したホイールはバニシングゲイザーの物を2つ、フロント用のみを使用しました。根元の部分をカットしてセンターは貫通しています。実はこのホイール、レース用にはおススメできせん。スポークが折れたり、根元が割れてシャフトが抜けたりとあまり走行に向かない部品です。そういった欠点があってもコンデレで使う分には何も問題になりませんが。

最近はローハイトホイールが一般的になり小径ホイールが付属するキットが少なくなってきましたね。その中でも実車っぽいデザインの小径ホイールはさらに限られますので、ドバイロードスターに使うのはこのホイールか同じデザインの白しか選択肢がなかったです。

小径ホイールを使う理由

ミニ四駆で実車を再現しようとした時にホイールベースの短さのギャップに困ったことはありませんか。ベアガイさんがフェスタジョーヌでチェンテナリオを再現しようとしたときを例に説明します。

画像上でタイヤサイズを基準にした大きさにあわせた時、車体の長さはタイヤ1つ分ほどちがいます。このままチェンテナリオをフェスタジョーヌに落とし込むと、フロントタイヤとリアタイヤ間のデザイン(ドアやサイドインテーク)はだいぶ犠牲にされます。この寸詰まり感をどう処理するのかは個人の好みですが、バカらしいくらい単純な方法でホイールベースを伸ばす方法があるので見てください。

最初に言っていた小径ホイール&ペラタイヤ(22mm)をフェスタジョーヌに使用します。すると画像のチェンテナリオよりタイヤが小さくなりました。次にこの小径タイヤがチェンテナリオのタイヤと同じ大きさになるぐらいフェスタジョーヌごと拡大します。

どうでしょう。タイヤ1つ分ほどあった長さの違いが、半分ぐらいの差になりました。このカラクリはタイヤサイズの適正化によるスケールの変更です。小径ホイールを使う理由は擬似的にホイールベースを伸ばすことにあります。ただちょっと気になるのがボディとタイヤの隙間ですね。じゃあその分車高さげたらいいじゃない。

タイヤ前後の隙間も埋めたらいいじゃない。

ここから外見をチェンテナリオに近づけていったほうが、ローハイトタイヤのまま加工を始めるよりはシリアス(本気)なかっこよさに近づくと思います。これがシリアスシャーシの狙いです。

レーサーミニ四駆のシャーシはもともとバギーありきで作っているため、ホイールベースの長さに対してトレッドが広すぎ、タイヤがでかすぎます。

バギー系のボディがのった場合は不自然ではありませんが、実車系をここに落とし込むには多少無理がでるのでしょう。実際シリアスシャーシといえどもアオシマの1/32モーターライズAE86をのせるとまだちょっときついです。

ドバイロードスター専用は

ドバイロードスター専用のシャーシはさらに加工がされています。モーターをミニモーターに変更し、カウンターギア、クラウンギア、プロペラシャフトを廃止。ギアカバーの高さを押さえ、電池も単4に変更しシャーシ自体の高さを抑えています。

これによって低く構えたドバイロードスターのボディを乗せてもギアカバーが飛び出しません。

プラ板で加工したギアカバーなども黒に塗装しなおし、電池もエネループプロを買ってきて見た目をまとめています。。普段見えない部分ですがこういう涙ぐましい努力の上にドバイロードスターの再現度を高めています。

ところで”ドバイロードスター”でグーグル検索するとついにベアガイビルドがトップに表示されるようになりました。”dubai roadster”で検索しても1ページ目にこのブログが表示されます。もうドバイロードスターに関しては世界屈指のサイトといっても過言ではないでしょう!

まあこれに関しては公式の動きのなさが原因の気もしますが、それにしたってドバイロードスターに興味も情熱もないまとめサイトがトップに来るのが前々から納得いかなかったんだよ。

現在はドバイロードスターで画像検索すると出てくるドバイロードスターじゃない車(Jannarelly Design-1)を引きずりおろすのが目標です。

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