ミニ四駆コンデレギャラリー
AC 5-28 “Mont-Ventoux” Dubai roadster
ベアガイビルド開設当初から主軸にしてきたコンデレ作品の完成品。通称ドバイロードスター。
制作風景
結果としてボディキャッチ以外は全部手作りすることになりましたが、当初の予定では同じオープンカーのコペンをベースにして作るつもりでした。フロントまわりはスピンバイパーを使ったキメラになる計画でしたが、完成サイズを計算したところコペンの全幅ではどう考えても無理だということが早い段階ではっきりしました。
メモを見たところこの計画図とダミースケールを作るのに3日かけていました。3日かけてコペンをあきらめたともいいます。それでもなんとかシートぐらいは流用しようとあがいたが無駄でした。普段は何かをベースに始めるのですが今回は完全にプラ板からスタートしました。
コンデレ制作にあたっては一応いくつかのこだわりもありますが、それが足を引っ張るような場合は容赦なくこだわりを捨てます。普段は素材を生かしてなんぼだとも思っていますが、「メーカーより先にドバイロードスターを作る」といった今回の目標の前では邪魔なだけだったので。
完成写真
メモにかかれた作業時間を合計したところ199時間かけて制作してました。実際にはパテや塗装が乾くまでの時間は計算には入っていませんので199時間あれば完成するというわけではありませんが、なんかの参考にしようと思ってとりあえず記録しておきました。
ベアガイとしてはコンデレ作品をそれなりに作ってきましたが、ベアガイビルドとしては1号機になります。べつにミニ四駆を引退したわけではありませんでしたが、新体制を始めた記念碑的な役割としては十分なものが出来上がった気がします。まだベアガイさんは死んでなかったと確認できました。
ほとんど人が知らなくて、誰も作ってなくて(メーカーさえ)、そしてかっこいい。まっとうなレーシングシーンにはほとんど興味がないという、つむじ曲がりのベアガイとしては100点満点の題材でした。
覚えておけ。ねじ曲がって育った根性はたやすく折れたりしないことをな!
楽しみですね2020
2020年といえば、世界的に大きなイベントがありますね。そう、
ドバイ国際博覧会(Dubai Expo2020)です!
もともとドバイロードスターは2015年にはモーターショーにデビューする予定でしたが、ここ数年のドバイモーターショーでは影も形もありません。しかし2014年に発表されたドバイロードスターのキービジュアルには「Dubai Expo2020」のデカールがセットされていました。今まで沈黙を保っていたドバイロードスターが満を持してデビューするはずです。デビューしろ。
…万が一ドバイエキスポで展示する現物がないなら特別にお貸ししますけど?でもだいぶ小さいでー。普段ベアガイが使ってるデクロスと比べてもこのぐらい小さいです。
おまけ
構成メンバーのくまぞうくんに頼んで、ベアガイビルドバージョンのAC 5-28ロゴを書いてもらいました。ベアガイのドバイロードスターとくまぞうくんの習字を切り貼りして作ったパロディ画像です。AC 5-28 “Mont-Ventoux”で画像検索すると本物の画像がでてくるので比べてみてください。
この画像を作る作業で1時間以上使ったため、制作時間が200時間に達したことをメモに追記しました。