アストラルスター ノスタルジア

ミニ四駆コンデレギャラリー

ASTRAL STER NOSTALGIA

アストラルスターのデザイナーである根津さんが書いた1枚のスケッチがあります。そのスケッチはアストラルスターEVO1。公式デザイナーが手掛けたコンデレのデザイン画ともいえるものでした。

このイラストはコンデレ師たちの魂に火をつけました。コンデレ界隈では有名無名にかかわらず、みんな俺だけのアストラルスターEVOをもとめて改造に精をだしたのでした。

そのムーブメントはちょっとした祭りにまで発展し、御多分に漏れずベアガイもそのビッグウェーブにのった一人でした。その時に作ったのがこのノスタルジアです。

でかい波があると変な角度からアプローチするのがベアガイ流。

制作風景

このときはMSシャーシを使用したまま、ボディをどこまでスリムにできるかという目標を設けてのスタートになりました。

当然真っ先にブリスターフェンダーを切りおとします。そしてドアのラインと並行になる新たなフェンダーをプラ板にて新造。

フロントグリルはランチボックスから拝借。ほかのミニ四駆の部品を流用して新しいデザインにするのが好きなんだよ。

テールランプはガンダムとかにつかうバーニアセットから。

ホイールは旧トラッキンのパーツを使用。トラッキンミニ四駆が再版されたとき、なぜかメッシュホイールに変更されていたけど本来はこういうのがついていました。

オーバーフェンダーは安定のハイラックスサーフ。アストラルスター、ランチボックス、ハイラックスサーフのキメラっちゃキメラかこれ。

サフを吹いたところ。この時点でかっこいいのを確信しました。「かっこよさはシルエットに宿る」が信条です。

ウインドウモールをシルバーのラインにしたのがちょっとしたアクセント。これだけで一気に昭和の香りが漂う。うーんノスタルジー。

完成図

 

フロントのグリルには「penetrate」(ペネトレイト)と書いています。貫く、突き進むという意味です。架空の自動車メーカーでしょうか。当時のベアガイさんの意気込みでしょうか。

リアはNOSTALGIA(ノスタルジア)。過去を懐かしむ心。郷愁ですね。アストラルスターという車のNOSTALGIAというグレード、バージョンを想定しています。

2013年のジャパンカップ仙台大会ではレーサーズラウンジさんのところで記念撮影してきました。

このテーブル、全部アストラルスターという狂気。みんなどうかしてるぞ。