今回は大曲の花火のキャラクターです。ちょっと情報の確認に時間がかかりました。
はなちゃん
はなちゃんは2006年に、「花火の街」のシンボルキャラクターの一人として誕生しました。見た目は教育番組のお姉さんのようですね。くちもとのほくろがセクシー。
「花火の街」のシンボルキャラクターは本来3人いて、左からそれぞれ、「たまちゃん」、「つつどん」、「はなちゃん」となっています。
はなちゃん誕生秘話
今回もイラストレーターが誰なのか気になったため、集合イラストに書かれているTMO大曲さんというところに問い合わせてみました。しかし最初にこのキャラクター達を担当してした方が退職しているため、現在引き継いだ方はイラストレーターまではわからないとのことでした。
あきらめずにネットを隈なくしらべたところ、おそらくこのキャラクターを担当したデザイン事務所か、その関係者であろう人のブログにたどり着きました。残念ながらこのブログは現在は更新されていないようでしたが、そこではなちゃんに関する新事実が判明しました。
実ははなちゃんは本来いなかったキャラクターのようです。公募で選ばれたつつどん、たまちゃんでしたが、人間がいないのがさみしいということで担当者がはなちゃんを追加したということが書かれてありました。これはベアガイ的には英断というほかないでしょう。
上記のブログがヒントになりどこの会社がイラストを手掛けたのかはほぼ判明しました。実際にその会社に問い合わせたのですが、会社の名前を出すのは上層部の判断を仰ぐ必要があるとのことでしたので今回は大仙市にある会社とだけ書いておきましょう。
大仙市探訪
ベアガイはブログで使用する写真を用意するため、大曲駅に行ってきましたが、
だっ 誰だおまえは!はなちゃんをどこへやった!?
まるびちゃん
大仙市では2015年から「まるびちゃん」という公式マスコットキャラが活動しており、「つつどん」、「たまちゃん」、「はなちゃん」はその新キャラクターに活躍の場を譲ったそうです。そのせいか大曲駅のお土産売り場からは、3人のグッズがきれいに消え去っていました。諸行無常よ。
大曲駅前にある「はなびちか路」のなかでは、まるびちゃんとコラボする「つつどん」、「たまちゃん」の姿をまだ見ることができます。かたや花火の街のシンボルキャラ、かたや大仙市のマスコットキャラということで、本来は売り場を争うキャラクターたちではないのです。十分共存していける間柄なのですが、問題なのは「はなちゃん」の姿が見当たらないということです。
なぜかゴリラはいましたが…。
はなちゃんに会うには
では「はなちゃん」に会うにはどうしたらいいのでしょうか?2021年現在、はなちゃんが現役で活動するものが残っていました。
ラッピングバス
羽後交通が運航する「大仙市循環バス」では「つつどん」、「たまちゃん」、「はなちゃん」のラッピングバスが使用されています。つつどんルート、はなちゃんルートには「花火の街」のシンボルキャラクターをあしらった時刻表が設置されています。
じつは8月に写真を撮りにいったときは、ラッピングバスが整備中で大仙市内を走っていませんでした。なので実物の写真がとれたのは10月に入ってからでした。
FMはなび
また大曲駅前の通りにある大仙市のコミュニティFM「FMはなび」建屋の外側には、ラジオの放送をする3人がいました。
壮健でなにより。
他には大曲の花火で配布されるプログラムなどでは、今でもこの3人のキャラクターがプリントされたりするということでした。これらが現在はなちゃんに会える数少ない方法でしょうか。
キャラグッズ
前述の通りすでに売り場から消え去ったグッズですが、八方手を尽くした結果なんとか手に入れることができました。
バッジ
本来は売り物かノベルティグッズかわからないむき出しのバッジ。大仙市内にて入手。
各種お土産店に問い合わせてみたのですが、以前は手ぬぐいやキャラクターがプリントされたお酒もあったようです。そのなかでもはなちゃんが一緒にプリントされているものは少なかったとか。
FMはなびステッカー
写真をとるため大仙市に行った際に、キャラクターの取材をするためTMO大曲さんにも立ち寄ってきました。そのとき頂いたのがこちらのステッカーです。
ベアガイのローカルキャラグッズが潤っていくぞ。
謝辞
このキャラクターの情報に関して、大仙市観光情報センターさま、おもちゃのやまぐちさま、黒澤時計店さま、大阪屋酒店さま、羽後交通大曲自動車営業所さま、大曲商工会議所花火振興事業部さま、TMO大曲さま、多くの方に協力をいただきました。まことにありがとうございます。
以上、「花火の街」のシンボルキャラクターはなちゃんの紹介でした。